![]() かつての祝宴のおごっつぉは、お勝手士という人材が1人いて、献立の指示、材料調達、 味付、盛付けなどを采配し、隣保班の女しが手伝っていました。 そのお勝手士は、その地区にいる男の人だったそう。 料理は、食器等の準備からお膳が出来上るまで、3日がかり。 お勝手士の役目はとても大きかったのだと思います。 今では男性で頼める人はいないので、郷土料理に詳しい女性トシコさんにお願いしました。 上の写真は昭和42年、トシコさんの結婚式の日。今日はトシコさんとおごっつぉの打合せ。 ![]() 「上野村の郷土料理」の本では鯛や数の子、蛸、イカなど も載っていますが、実際はそういうものはなかなか手に入 らなかったということで、鯛は川魚の鱒に変えたりと、よ り当時の内容に近いものを考えてもらいました。きんぴら やきらず(おから)、白和えなど、今の結婚式では考えら れないものですが、それぞれに意味があるようです。 ![]() されているようで、押し入れの中からゴソゴソと出し てくださったのが、元治元年の「結婚式、神事、法事 の献立帳」。おそらく、今回の結婚式のおごっつぉは この献立帳の内容とも近い形になるのではないかと思 います。
by yotacco
| 2010-09-29 21:52
| ゆかしき結婚式
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