ツアー二日目コース風景をお伝えします!

上信電鉄サイクルトレイン　meets　ツール・ド・西上州 ―山岳ステージ―

“がっつり”　サイクリングツアー!!

ツール・ド・西上州フライヤー
ツール・ド・西上州フライヤー裏面（詳細情報）


お待たせしました。ツアー二日目のコースの様子を、少しだけご紹介します。

写真は、先日桜が満開のころに走ってきたときのものです。

宿泊場所の神流町「木古里」さんを出発すると、国道４６２号線を

神流川に沿って下ってゆきます。

そして神流町と埼玉県秩父地方を結ぶ峠「土坂（つっつぁか）峠」を登ってゆきます。

まずは朝のウォーミングアップというくらいの約５キロのヒルクライムです。

峠に着いた後、山の稜線付近を通る林道に進みます。

そこに待っているのが、秩父山地を見渡すパノラマです!


林道の途中では様々な風景に出会えます。

その昔、山に暮らしていた人が、山肌に“ツいた”（造った）白炭を焼くための釜。


　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　トチの巨木。


林道を旧吉田町（秩父市）・太田部集落に下ると、一昨年頃にＮＨＫで放映された、

「ムツおばあさん」が花を植えた段々畑がある、「楢尾」地区に差し掛かります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
集落のおじさんとお話をしました。
おじさんから語られる言葉は、山で暮らすということの厳しさ、楽しさを私たちに伝えてきます。


太田部集落をおりてくると、県境をもう一度越えて、今度は群馬県藤岡市に入ります。

県境を成す「神流湖」にかかる「太田部橋」を渡ります。

桜が満開のこの日、一番きれいに咲いていたのが、「法久（ほっく）」集落の入口でした。

この日のコースでの二つ目の峠の登りがここから始まります。

山の斜面に作られた段々畑、それを耕すお母さん。高く積まれた石垣の上に立つ民家。

人の営みの歴史が築き上げた素晴らしい雰囲気の集落です。

この集落の中に突如現れるのがこれ。

ガイドとして参加する”わたりん”さんが思わず「ステキ!」と叫んだ激坂です。


法久峠にて。ここからコースは「みかぼスーパー林道」に入ります。

今日も峠のお地蔵さんにツアーの無事をお願いしておきました。

みかぼスーパー林道とは、群馬県藤岡市〜南牧村まで連なる山脈の稜線近くを走る林道。

法久峠から甘楽町へと下り始める「塩沢峠」まで、道は徐々に標高を上げます。

スーパー林道の途中にある神流町のシンボル、

「御荷鉾（みかぼ）山」登山口に建立された巨大な剣のまえにて。


この後、ゴールの甘楽町「上州福島駅」までは長い下りになります。

コースは全長約74キロメートル。登り坂が長いです。

“がっつり”走りましょう!!

コースマップです！（ルートラボ）

一日目（05.14)←クリック!!
下仁田駅スタート→南牧村→大上峠・佐久穂町(長野県南佐久郡)→十石峠・上野村→神流町

二日目（05.15)←クリック!!
神流町(高橋さん家)→土坂峠・吉田・太田部(秩父市)→鬼石・法久(藤岡市)→スーパー林道→甘楽町→上州福島駅ゴール